佐賀県にある 独立行政法人産総研九州センターの会社情報です。
事業概要 などを掲載しています。

独立行政法人産総研九州センターの事業概要

平成17年4月に設立しました産総研の九州地域における産学官連携組織である「実環境計測・診断システム協議会」を大切に育てていきます。産総研のキャッチコピーである「お役に立ちます。あなたの研究所です。」を実践していく組織です。
 本協議会等の活動を通して、九州経済産業局および公設研究所と連携しつつ、企業を含めた九州地域のネットワークを形成し、九州地域のさらなる活性化に貢献します。
 
研究拠点化と連携拠点化
 産総研は「社会ニーズに応える産業技術を生み出し、育てる」ことを使命として、この4年間研究活動を行ってきました。平成17年4月1日から第2期中期計画期間に入りました。
 九州センターは産総研の地域センターとして研究拠点化と連携拠点化を実現することをミッションとしています。研究拠点化とはある技術分野で世界的に認められる研究業績を上げること、連携拠点化とは地域の産学官から信頼される研究機関となることです。九州センターはこの二つの拠点化を力強く進めていきたいと思います。「実環境(ものづくりの現場・生活の場)で役に立つ計測・診断技術分野」で研究拠点を目指します。と同時に、連携拠点化を進めていくために、産総研全体の力を活用して産業クラスター計画の一層の推進や九州地域の企業・公設研究所との連携を図っていきます。二つの拠点化のいずれにも関連する組織として「実環境計測・診断システム協議会」があるのです。
 
九州センターの研究活動
 昨年4月に発足した「実環境計測・診断研究ラボ」は九州センターの中核となる研究ユニットです。九州センターでこれまで展開してきた材料開発の成果を基に、当ラボは実環境下で使用できる計測・診断システム技術に関する研究開発を推進しています。3つの重点課題で、以下のような成果を挙げています。(1)窒化アルミニウム薄膜圧電体による内燃機関の動的圧力測定・診断では873Kの高温での圧力・振動測定に初めて成功しました。(2)フレシキブルフィルムへの窒化アルミニウムコーティングによる計測・診断の実用化に向けては新しい分野での技術開発にも着手しました。また、(3)新規応力発光材料として、接着剤層の応力を可視化する手法を確立しました。
 九州センターにはマイクロ・ナノ空間化学研究グループ、環境適合型合金開発研究グループ、環境調和型材料連携研究体及び環境調和型バイオマス高度利用連携研究体という研究組織もあり、社会ニーズに応える産業技術を生み出し、育てるために頑張っています。

企業プロフィール

企業名
独立行政法人産総研九州センター
企業名かな
さんそうけんきゅうしゅうせんたー
住所
〒841-0052
佐賀県鳥栖市宿町807−1
代表者名
所長 伊ケ崎 文和  
ホームページ
独立行政法人産総研九州センターのホームページ

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